【家計改善①】資産状況を把握して、保険を見直す

固定費削減
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・固定費の削減したいと取り組もうとしている方
・貯金や投資の配分に悩んでいる方

今回は資産状況を把握することで、削減できる固定費の判断方法について説明します。

本記事の内容
  • 資産状況を把握することの重要性を解説
  • 生活防衛資金の役割を解説
  • 生活防衛資金を踏まえて保険を見直す方法を解説

前回の記事で1ヶ月の支出を把握しました。

それでは次に必要な支出、削減できる支出を考えることができます。

例えば、保険って必要ですか?不要ですか?なんで保険に入っているのでしょうか?

昔のピーター
昔のピーター

保険は不安だから必要!よくわからないけど!とにかく将来不安!

今のピーター
今のピーター

まず貯蓄型の保険は不要!

子供がいるから掛け捨て型の生命保険は必要だね

それ以外の保険は、、、生活防衛資金があるから必要ないな

という感じで固定費をサクサク削減していきました!

今回の記事では、「生活防衛資金」という重要なキーワードについて知っていただき、

私が実践した資産状況を把握し、生活防衛資金を設定した上で保険を見直した方法について説明していきます。

 



 

生活防衛資金とは?

まずは、生活防衛資金について説明します。

生活防衛資金とは不測の事態が起きて、収入が0になったときに生活するための資金のことです。

例えば、病気や怪我になって働けなくなった場合や、震災やリストラで会社からの収入がなくなった場合に、生活するために切り崩すための資金です。

  • サラリーマンの場合、半年分の生活防衛資金が必要
  • フリーランスや自営業の場合、1年分の生活防衛資金が必要

と言われたりします。

サラリーマンは傷病休暇や失業手当などがあるため、急に収入が0になるような事態は発生しにくいのでしょう。

その上で、私の設定した目標の生活防衛資金は1年分としました。

その際、固定資産税などの毎月ではない支出も考慮するとより安全でしょう

 

先日の記事で私が把握した1ヶ月の支出は42万した。

ピーター
ピーター

42万 x 12ヶ月 =500万???

無理!!!

仮に生活費が30万になった場合、     30万 x 12ヶ月 = 360万

さらに減らして生活費が20万になった場合。20万 x 12ヶ月 = 240万

のように支出が少なくなることで、生活防衛資金が変わってくることがわかります。

だからこそ、家計見直しが重要ということになりますね

生活防衛資金を用意するメリット

生活防衛資金を用意するメリットは

  • 医療保険やがん保険が不要になる
  • 投資用資金を確保できる
  • 転職や独立をしてもしばらく生活できる
  • 生活の不安が減ることで、仕事で無理しなくてもよくなる

という感じでしょうか?

メリット1:医療保険やがん保険が不要になる

昔のピーター
昔のピーター

医療保険やがん保険は、病気やがんになったときにお金がもらえて安心だよね

と言いますが、実際に病気やがんで長期入院した場合、高額療養費制度があるため、月10万は用意すれば生活できます。

6ヶ月入院した時に、60万必要になりますよね?そのお金を捻出できない場合、保険は必要になります。

60万円を用意できる状態であれば、保険に入る必要はあるでしょうか?

 

いつ起きるかわからない病気のために月々の保険料を支払ってます。

その保険料は貯金に回しておき、がんや病気になった時に備えておけばいいと私は考えました!

つまり、生活防衛資金があれば医療保険とがん保険は不要となりますね。

投資用資金を用意することができる

生活防衛資金を超えた金額を貯金している場合、そのお金を使う機会っていつでしょうか?

私には使う機会を想像することができませんでした。

眠った資産になってしまうので、投資をしてお金に働いてもらいましょう!

私が実践している投資とは、大きく分けて2つの投資をしています。

  • つみたてNISAでインデックス投資
  • 高配当株投資(日本個別株、米国ETF)

どちらも即効性のない投資で、コツコツ資産を積み立てて、少しずつ生活を楽にする方法です。

その内容については後日ブログでお話しします。

転職や独立をしてもしばらく生活できる+生活の不安が減る

生活防衛資金を1年分用意することで、仕事が嫌になったらすぐに仕事をやめる選択肢が増えます。

辞めてから就職先を探すことができますよね?

独立する準備もじっくりできるようになります。

ピーター
ピーター

働かなくても1年ゆっくりできるのか!

仕事で嫌なことがあってもいつでも辞めていいかな〜

って気持ちになるので、仕事へのストレスや生活の不安が減りませんか?(笑)

生活の全てが本業に依存している状況から脱却できたのは、私としては嬉しいメリットでした

資産状況を把握する

それでは、次に資産状況を把握しましょう!

  • 持っている銀行口座の残高を確認
  • 加入している保険(特に積立型、貯蓄型保険)
  • 持ち家のローン残債と売却した場合の評価額

銀行口座の残高確認

持っている銀行口座の記帳をしましょう!

銀行残高用途
りそな銀行240万給料+生活+貯金口座
地方銀行10万へそくり口座
ゆうちょ銀行1万眠っている口座
ピーターの銀行口座残高

という形で、250万円は貯金があることが把握できました

加入している保険の確認

掛け捨て型の保険の場合は解約しても還付されないため、貯蓄型の保険の照会を行ってください

会社保険名金額照会額用途
第一生命養老保険7,000円650,000円保険のお姉さんに勧められた保険
会社の団体保険個人年金保険20,000円800,000円税金対策で勧められた保険
ゆうちょ銀行学資保険15,000円200,000円子供の教育資金用の保険
ピーターの貯蓄型保険の加入状況

今解約したら165万円になるということがわかりました。

持ち家のローン残債と売却した場合の評価額

持ち家があるため、ローンの残債と今売却した場合の評価額を出しました

  ローンの残債:3,100万円

  評価額:3,500万円

今売却した場合、ローンは返済できる状態ということが把握できました。

別居していているため、売却は検討中です。

今の資産状況から保険を見直す

銀行残高の合計(250万)と貯蓄型保険の照会額(165万)があるため、415万円は今持っています。

下の図のように、現状の保険は、月に62,000円支払っています。

見直して月2,200円になったため、月に約6万円削減できます。

削減することで生活防衛資金は、36万 x 12ヶ月 = 432万円まで下げることができました!

他の方法も並行して実施したことで生活防衛資金を確保できたため、保険は最低限の掛け捨て方の生命保険にしました。

会社保険名金額見直し後判断理由
第一生命生命保険
医療保険
13,000円1500円楽天生命の掛け捨て型生命保険で十分
(死亡時1500万円)
会社の団体保険損害保険6,000円200円最低限の保証で十分
第一生命養老保険7,000円解約生活防衛資金の確保優先
会社の保険個人年金保険20,000円解約生活防衛資金の確保優先
ゆうちょ銀行学資保険15,000円解約生活防衛資金の確保優先
持株会(月2万)を脱退し、教育資金に利用
アフラックがん保険1,000円解約生活防衛資金があるため不要
ピーターの保険見直し結果

生命保険の見直しについて

生命保険は最低限の掛け捨て型の保険に見直しました。

私には1歳の子供がいます。

別居しているとはいえ、私が死亡した場合は養育費がなくなってしまいます。

死亡した時の養育費を賄うための生命保険に入り直しました

「保険で用意すべき金額」=

 「今後支払う養育費」+「学資保険で用意する予定金額」ー「今持っている資産」

 

今回ということで、私は1500円の掛け捨て型生命保険のみで十分と判断しました!

楽天保険に入った理由は、やすかったことと、「楽天経済圏」に入ったことでさらにポイントを貯められるようにするためです。

保険を見直した結果

生活防衛資金を設定し、今の資産状況を踏まえた上で保険の見直しをしました。

これにより、生活防衛資金の必要な金額を少なくすることができました!

生活防衛資金が用意できれば、保険はほとんど不要になります!

ピーター
ピーター

保険に入ると安心な気がしていたけど、保険代は馬鹿にならない

約6万も浮いた!

って私は喜んでいます。

何も考えずに入る保険は、カモだったということですね。

最後に

私は保険にたっぷり入っているカモのような状況でした。

解約することで生活防衛資金を用意することができました。

 

家庭によって保険や資産状況は異なります。

生活防衛資金を確保できている方は、一度保険を見直してみてください!

確保できていない方は、何か起きた時に生活不安があります。

その時のための保険であるので、「万が一の状況が起きた時に、最低限どこまで補償があれば生活できるか?」

を考えて保険を見直すことをお勧めします!

 

見直すだけで月々の負担が減るので、解約や検討は大変ですが効果が大きいです。

騙されたと思ってまずは行動しませんか?

<参考ページ>

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