【検討の余地あり?】個人年金保険を活用した生活防衛資金の増額

生活防衛資金
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先日フォローしているかむい@投資家さんのツイートを見ました。

ピーター
ピーター

個人年金保険は節税効果があるけど、そのお金は投資に使った方がいい!と思ったけど。。。実は検討の余地がありそう!?

ということで、以前の固定費見直しで真っ先に削減した個人年金保険は考え方によっては活用できるのではないでしょうか?と考えた内容を説明します。

今回の説明では、個人年金保険を中心に説明しますが、明治安田生命の「じぶんの積立」の場合は、生命保険控除の扱いになるため、別記事で紹介したと思います。

検討の余地がありそうな方は以下の方
・生活防衛資金を6ヶ月以上用意している方
・セミリアイアに向けて生活防衛資金を増やしたい方

個人年金保険について

私も会社が運用している個人年金保険に加入していましたが、リベ大の動画をみて勉強し、解約しています!

この動画を見るとこの後に説明するデメリットの解説があります!

書籍も発売されているため、お金に関してさまざまな勉強ができるので参考にしてください!

個人年金保険のメリット

個人年金保険両控除を使うことによる節税効果

保険に加入すると保険控除が利用できます。

控除額は、経費のように取り扱われることで節税できます。

個人年金保険控除対象になる保険で年間の払い込み金額が8万円以上の場合

  • 所得税:4万円の所得控除
  • 住民税:2.8万円の所得控除

となります。特に年収の高い方だとその控除による節税効果は大きくなります!

銀行金利より高い利回りで運用可能

銀行金利で高いあおぞら銀行(年利0.20%)よりも高い利回りで運用できます!

と0.3%〜1.0%程度の商品が多いので、それなら投資信託などの投資の方が利回りがいいですね。

個人年金保険のデメリットは、その年の積み立て分のみ節税

両学長の動画でも説明していますが、控除されるのはその年に積み立てた金額しか考慮されません。

積立している年数が増えるほど、控除される金額の割合が下がってしまいます。

運用するほど控除される割合が低くなることで、効率が下がってしまうことがわかります。

個人年金保険は”投資用資金”としては不向き

積み立てるほど控除の割合が低くなることで、投資用として考えると不向きであるでしょう

投資するのであれば、積み立てた分だけ金利を受け取れるようにする方が望ましいです。そのことから両学長の動画でも投資用としては不向きである=個人年金保険が不要となっています。

本当に節税効果をうまく活かせないのか?

ピーター
ピーター

個人年金保険は不要!と私もそこで終了していました。投資以外の目的なら活用できるのでは?という検討を今回しました

投資以外の目的で個人年金保険を活用できるのであれば、節税効果があるのでぜひ使いたいですよね!

考えられたことは、生活防衛資金をさらに増やす必要がある場合です。

その理由についてこれから説明します!

個人年金保険を生活防衛資金を増やすための運用と考える

生活防衛資金をさらに増やすケースとは?

  • セミリタイアが見えてきたケース
  • 退職金が少ないケース

要は、本業などの収入が減ってしまった場合、生活防衛資金は多めに用意したいです。

生活防衛資金を徐々に増やしていきたいと考えた場合、個人年金保険を活用するのはアリではないでしょうか?

運用方法の問題点(積み立て中の解約)

運用する時の問題点は、「運用中に生活防衛資金を切り崩さないといけない」場合です。生活防衛資金がそもそも少ない場合、早い段階でこの個人年金保険を解約しないといけなくなります。

運用期間が短い場合、還付金が積み立て金額より少なくなってしまう(元本割れ)が起きてしまいます。

また、還付金は解約手続き等があるためすぐに受け取れません。私の場合、1ヶ月は待ちました。

そのため、生活防衛資金は半年以上用意しておくといいですね。

また、単純にゼロから生活防衛資金を貯めるような場合に、個人年金保険を活用するのは危険だということもわかりますね。

運用方法の問題点(運用期間の長さ)

積み立てる運用期間が短い場合、返れい金が発生するため、元本割れしてしまいます。

JAのライフロードの場合、返れい金は以下のようになります。

  • 5年の場合、年の支払い×0.24(年8万なら1万9200円)
  • 10年の場合、年の支払い×0.04(年8万なら3200円)

節税効果があるので、そもそも元本割れということは考えにくいですが、10年以上の運用期間は必要になりますね。

出口問題

個人年金保険の場合、一括受け取りではなく、年金のように受け取ることが多いです。

そのため、一気に生活防衛資金を増やしたい場合は、解約することになります。その分受け取れる金額は減ってしまいます。

節税を目的としていて、その目標を達成しているのであれば解約で問題ありませんが、どう受け取るか考える必要はありますね。

投資資産を切り崩す前の資金として利用する

セミリタイアした後の生活防衛資金として、個人年金保険を活用すれば、株や投資信託のような投資資産を切り崩す前の資金を準備できます。

投資資産を一部切り崩す必要もなくなるので、検討する余地はありそうですね!

まとめ

生活防衛資金をさらに増やすケースとして、個人年金保険は活用できそうです!かなり用途は限られるため、万人向けのケースではなさそうですね。

  • セミリタイアが見えてきたケース
  • 退職金が少ないケース

あくまで、個人年金保険は年金控除枠を使って節税するための運用が前提になります。そして、セミリタイアに向けて生活防衛資金を少しずつ増やしていきたい

個人年金保険の候補はJAのライフロードで月6666円

JAのライフロードという個人年金保険は、個人年金保険料控除の対象となります。

10年以上積立をしていないと返戻金の支払いにかかる差額を取られてしまいます。

  • 5年の場合、年の支払い×0.24(年8万なら1万9200円)
  • 10年の場合、年の支払い×0.04(年8万なら3200円)

10年積み立てる予定であれば、差額は発生しませんね。

今回の説明では、個人年金保険を中心に説明しますが、明治安田生命の「じぶんの積立」の場合は、生命保険控除の扱いになるため、別記事で紹介したと思います。

ピーター
ピーター

万人向けの方法ではありませんが、個人年金保険を活用する用途はありそうですね!加入する最終判断は個人の判断でお願いします!

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