
年初に思い立ってANAのSFC修行という上級会員チャレンジをしました!
Twitterのスペースなどで話していて、ANAやJALは上級会員という制度があることを知り、興味が出てきたので、上級会員になってみようということでチャレンジしました!
どんな工程とやってみて思ったことについて共有できたら嬉しいです!
ANAのSFC修行とは?
SFC修行とは、ANAの上級会員を目指すために1年間で飛行機に乗りまくることをいうようです。
出張多めの方は、プライベートで飛行機を利用する機会を増やせば実現できるかもしれませんが、私みたいな出張もない会社員の場合、とにかく飛行機に乗る必要があります。
2023年1月〜3月でほとんどの行程を終えたため、上級会員になるためにひたすら飛行機に乗り続ける状態となりました。そのように苦行に近い状態で飛行機に乗って上級会員を目指す方がいるため、SFC修行と呼ばれるのでしょう(笑)
SFC(SuperFlyerClub)になるための資格とは?
SFC会員になる条件は、ANAのダイヤモンドメンバー、またはプラチナメンバーの方が申し込みできるクレジットカードを申し込むことが条件となります。そのため、最低限プラチナメンバーになることが最低条件になります。(ミリオンマイラーも申し込めますが、プラチナメンバーよりも難しいため、説明を省略します)
また、クレジットカードの所持している間はSFC会員になれるため、会員を維持するためには年会費を支払う必要があります。
プラチナメンバーになるための条件は?
SFC会員になるためには、プラチナメンバー以上のステイタスを持っている必要があると説明したので、プレミアムメンバーになる条件について説明します。
- ANAグループの有償航空券を購入して得られるプレミアムポイント(以下、PP)を獲得する
- PPを50000ポイント獲得する
- そのうち、ANAグループ運行便は25000ポイントを獲得する
- PPは毎年リセットされる(1月1日〜12月31日までに条件達成)
要は、1年間ANAグループで飛行機に乗りまくれ!って感じな認識です(笑)

国内線で50000PPを貯めるには?
国内線には、ざっくり3つの要素でPPが決定しました。
- 基本マイル(空港間の距離)
- 座席クラス(プレミアムクラス/普通席)
- 運賃(スーパバリュー/株主優待など)

遠いところへ飛ぶことも大切にはなります。その一方で、同じ羽田-沖縄(那覇)であっても、プレミアムクラスと普通席でも得られるポイントは違うし、予約した運賃でも変わります。



座席クラス | 運賃 | 最安片道料金 (2023/6/22) | 片道 獲得PP | 何往復? | PP単価 (料金/PP) |
プレミアムシート | 株主優待 スーパーバリュー28 | 35,460円 | 2,860 | 8.7往復 | 12.4円/PP |
普通席 | 株主優待 バリュー3 | 24,460円 | 1,876 | 13.3往復 | 13.0円/PP |
普通席 | スーパーバリュー75 | 13,810円 | 1,476 | 16.9往復 | 9.3円/PP |

羽田沖縄を9往復とかネタとしても美味しいし、楽しそう!(妄想当時)
Twitterのスペースなどで話していて、ANAやJALは上級会員という制度があることを知り、興味が出てきたので、上級会員になってみようということでチャレンジしました!
安いやつの場合、PP単価(1PP獲得に必要な値段)が高く効率は良くなりますが、乗る量が増えてしまいます。
SFC会員になるメリットは?
SFC会員の特典に色々な特典が紹介されています。
自分が魅力的に感じたSFC会員になるメリットは以下のものです
- 専用検査場を使える
- ANAラウンジが使える(お酒飲み放題)
- 手荷物の量が増える
- 優先搭乗ができる
- 到着時に手荷物の優先受け渡し
- 搭乗(予定も)する飛行機でトラブルが起きた時、比較的優先的に対応してくれる安心感
1の専用検査場は、一般の検査場に比べてほとんど並ばずに済みます(今の所)。ハイシーズンに出かけようとする際、その威力が発揮できると嬉しいですね。
2のANAラウンジですが、検査場を通ってから搭乗までの時間をお酒やドリンク飲み放題でゆったりしながら過ごすことができます。自分は副業してました(笑)
3の手荷物は、長期間の旅行をする際に便利そうです!
4の優先搭乗は、搭乗時にダイアモンドメンバー、SFC/プラチナメンバー、窓際。。。のような順番で案内されます。早く搭乗できる場合、手荷物を席の近くに収納棚を確保しやすくなるので、地味に便利です
5の優先受け渡しは、預けている手荷物にPriortyタグが付けられて、早く受け取ることができます!
6は機材トラブル等で便が振替になった場合、その振替案内を優先的にしてもらえます。ただし、上級クラス(ダイアモンドクラス)の方が、優先順位は高くなることは注意してください。

最後のやつは、修行中にトラブルの起きた話を聞いて思いました!まだトラブル未経験ですが安心感はありますね
要は、空の旅で優先した対応をしてもらえるので、空港利用時の予定が普通に利用する時よりもスムーズに過ごせる点がメリットであると考えられます!
SFCなど上級会員があっても、無料でアップグレードなどはないので注意してください!(アップグレードポイントが付与されるので、利用することでお金を払わないことはできます)

自分は無料のアップグレードがあると勘違いして始めました(笑)あとでアップグレードポイントの存在を知ってびっくりしたのは言うまでもありません
SFC修行の工程
実際に今回のSFC修行をやった工程や方針について紹介します
修行の方針
なるべく搭乗回数を少なくする効率重視で行くため、プレミアムクラスを基本的に活用する
要は、短期決戦で終わらせよう!ってことです。
- (検査場などで)並ぶのが苦手
- 副業の時間も確保したい
- 移動中はゆったり過ごしたい
あたりを考えていたので、プレミアムクラスが基本になりました。そのため、単価が悪いので出費は覚悟です。
結果。。。こんな出費になりました(笑)
搭乗記録と料金
これが実際に登場した記録です
出発 | 経由 | 到着 | 座席クラス | 運賃 | 運賃+ 株主優待 | PP | PP単価 | |
1回目 | 羽田 | 福岡 | プレミアム | 株主優待 | 38080 (内2050) | 1817 | 21.0 | |
1回目 | 福岡 | 羽田 | プレミアム | 株主優待 | 38080 (内2050) | 1817 | 21.0 | |
2回目(1日) | 羽田 | 那覇 | プレミアム | スーパー バリュー28 (SV28) | 34710 | 2860 | 12.1 | |
2回目(2日) | 那覇 | 羽田 | プレミアム | SV28 | 34710 | 2860 | 12.1 | |
2回目(2日) | 羽田 | 伊丹 | 那覇 | 普通 | スーパーバリュー トランジット28 (ST28) | 22090 | 1928 | 11.5 |
2回目(2日) | 那覇 | 羽田 | プレミアム | SV28 | 37710 | 2860 | 13.2 | |
3回目(1日) | 羽田 | 那覇 | プレミアム | SV28 | 34710 | 2860 | 12.1 | |
3回目(2日) | 那覇 | 羽田 | プレミアム | SV28 | 34710 | 2860 | 12.1 | |
3回目(2日) | 羽田 | 伊丹 | 那覇 | 普通 | ST28 | 22090 | 1928 | 11.5 |
3回目(2日) | 那覇 | 羽田 | プレミアム | SV28 | 37010 | 2860 | 13.0 | |
4回目(1日) | 羽田 | 小松 | プレミアム | ビジネス | 21870 | 1033 | 21.2 | |
4回目(2日) | 小松 | 羽田 | プレミアム | ビジネス | 21870 | 1033 | 21.2 | |
5回目(1日) | 羽田 | 伊丹 | 普通 | バリュー1 | 15510 | 1640 PP2倍 | 9.5 | |
5回目(1日) | 伊丹 | 羽田 | 普通 | バリュー1 | 13110 | 1640 PP2倍 | 8.0 | |
5回目(1日) | 羽田 | 那覇 | プレミアム | 株主優待 | 42310 (内2700) | 2860 | 14.8 | |
5回目(1日) | 那覇 | 福岡 | 羽田 | 普通 | ST28 | 22530 | 2055 | 11.0 |
6回目(1日) | 羽田 | 小松 | プレミアム | バリュー1 | 20670 | 927 | 22.3 | |
6回目(2日) | 小松 | 羽田 | 普通 | バリュー1 | 17470 | 716 | 24.4 | |
7回目(1日) | 羽田 | 那覇 | プレミアム | SV28 | 35710 | 2860 | 12.5 | |
7回目(2日) | 那覇 | 羽田 | プレミアム | SV28 | 35710 | 2860 | 12.5 | |
7回目(2日) | 羽田 | 那覇 | プレミアム | SV28 | 35710 | 2860 | 12.5 | |
7回目(2日) | 那覇 | 羽田 | プレミアム | SV28 | 35710 | 2860 | 12.5 | |
8回目(1日) | 羽田 | 小松 | プレミアム | ビジネス | 21870 | 1033 | 21.2 | |
8回目(1日) | 小松 | 羽田 | プレミアム | ビジネス | 21870 | 1033 | 21.2 |
上記の工程で50,060PPになる予定です。
今年は7回も沖縄。。。もとい那覇空港にはいました!旅行してません!
予定???
PP2倍キャンペーンの活用
2023年3月にはPP2倍というキャンペーンをやっていました!5回目の時に利用できたので、羽田-伊丹を往復しています。このようなキャンペーンを活用することで、PP単価を下げることも可能です。

PP2倍キャンペーンのポイント付与待ちです!四月末日までに精算予定なので楽しみです!

伊丹・関西空港発着便に関して、PP2倍キャンペーンをやっていました。
ただし、スーパーバリュー28などのお得なチケットは対象外だったため、バリュー1を選択して搭乗することでPP単価を下げることに成功しました。株主優待も安いのですが、株主優待券の購入を含めるとバリュー1の方がお得だったことがバリュー1を選択した理由です。
また、4月の登場分で達成できる見込みが出たため、羽田-伊丹-那覇のような修行はしませんでした。
効率を考えるなら?
羽田那覇の移動は熱いと言うことが伝わるかもしれません。。。
ただし、プレミアムクラスを選択する時点でPP単価はどうしても高くなってしまいます。
短距離は不利な状況が多いですが、PP2倍キャンペーンなどを活用するとPP単価を下げることもできます。短距離の場合、座席に座ってる時間も短いのでストレスは少ないです。
羽田-那覇間は修行している人が多いのか?やはり人気路線のため、プレミアムクラスはなかなか取りにくい状況です。そのため、トランジットなども活用して、取得できるPPを落とさない工夫もできます。
修行の選択肢に入りそうな路線は以下になりそうです。
- プレミアムシートの株主優待orスーパーバリュー28
- 普通席の株主優待
- 普通席のスーパーバリュー75やセール(PP単価が安いため、低予算で実現可能)
- 普通席のスーパーバリュートランジット25(取得できるPPが多い)
セールや安いチケットの場合、キャンセル料が発生し、直前になると半額程度しか戻ってこないこともあるので、修行の予定を事前に決められない方は株主優待を活用するといいでしょう(便の変更が無料)
また、ビジネスきっぷに関しても、便の変更はほとんどかからないため、選択肢になると思います。

羽田-小松は子供の体調等もある点、株主優待より手間も料金も変わらないことで活用しました!PP単価は短距離路線で悪いので、その点は諦めました。
総額いくら???
飛行機の費用だけで695,820円となりました!
費用 | 回数 | 合計 | |
飛行機代 | 695,820円 | – | 695,820円 |
空港までの交通費(最寄り-羽田) | 3,000円 | 7回 | 21,000円 |
空港-那覇のホテルの移動(赤嶺駅) | 400円 | 3回 | 1,200円 |
ホテル代(那覇) | 4,500円 | 3回 | 13,000円 |
食事代(基本プレミアムクラスで食事) | 6,500円 | – | 6,500円 |
お土産 | 10,000円 | – | 10,000円 |
合計 | 747,520円 |
空港までの交通費、那覇での宿泊代(全国割を活用)、お土産代等、予定便のキャンセル代等を考慮すると、約75万はかかっている計算になります。

SFC会員になることで、今後のANAグループの旅行が楽になる。。。けど高かった(笑)
まとめ
2023年1月〜3月でANAの上級会員になるためにSFC修行をしました!キャンペーンポイント待ちですが、自分の中ではすごく達成感はあります。もう一度やれと言われたら。。。厳しいですが、なんだかんだ今までにない経験ができました!
SFC会員になるためには、1年間で50000PP必要で、最低でも沖縄に8往復以上はしなくてはいけないので、出張などがない人にとっては過酷な修行となりますが、SFC会員になるメリットも大きいと思います。
飛行機に乗るのに抵抗感も減りましたし、空港利用であまり並ばなくて済むというのはいいですね!
SFC会員になったことで利用できるサービスは活用していきたいと思います。
コメント