対象:投資初心者で勉強のために本を探している方 結論:ウォール街のランダム・ウォーカーを読もう!

投資の勉強をしたいけど、いろいろな本があって悩む!
という方も多いはずです。本屋で投資信託の本棚を見るとたくさんありますね。
投資の勉強をするならこの本と言われる名著の一つがウォール街のランダム・ウォーカーです。
今回はこの本を読んで学んだことについて紹介します。
まえがきに結論?
まえがきでさらっと最適解を教えてくれます。
個人投資家にとっては、ここの株式を売買したり、プロのファンド・マネージャーが運用する投資信託に投資するよりもただインデックス・ファンドを買ってじっと待っている方が、遥かに良い結果を生む
ウォール街のランダム・ウォーカー
長期運用した場合、プロのファンドマネージャーよりはランダムウォークの投資をした結果に負けてしまうということを書いていたりします。
様々な投資手法やバブルや不況の歴史について紹介
チャートや決算書を読んで、利益を得るための投資テクニックについて、いろいろ紹介してくれます!
まだ投資の用語もわからないので、内容をしっかり理解できませんでした。決算書などを読めるようになった時にもう一度読むと勉強になる予感はしますが、、、いろんな手法があるんだなってことでいいと思います(笑)
著者も前書きで述べているように、個人投資家はインデックス投資!それが理解できればいいのかなと思います。
また、昔のバブルや不況の話もあったりして、勉強になります。
女性のスカート丈が短いとバブルを示すなどの面白い話もあって、そういうことを真面目に考察する人がいるんだなと思いました。
日本でもタピオカが流行ると不景気と言われるような感じでしょうね!
読んで投資に役立てること
投資の基本その1「時間分散」
投資のポイントである「時間分散」や「資産分散」の有効性に関するデータも勉強できます。
時間分散する方法として、毎月決まった金額を投資するドルコスト平均法をお勧めしています。
- 好景気の時は株価が高いくなるため、購入口数を少なくなります。
- 不景気の時は株価が安くなるため、購入口数が多くなります。
このドルコスト平均法を実践することが重要ですね。
投資の基本その2「資産分散」
集中投資ではなく、複数の銘柄や、株式や債券、金を組み合わせた資産分散がいいと聞きます。
年齢別のお勧めする資産配分(アセットアロケーション)もあるので、参考にできそうです。
また、投資の中でも株式、特にS&P500に投資するといい根拠についても説明があります。
eMAXIS Slimシリーズであれば、S&P500を含んだ銘柄(米国株式、先進国株式、全世界株式)が資産拡大には重要ということがわかります。
長期投資が重要(ホールドする握力が重要!)
15年以上の長期投資をすることで年平均リターンがマイナスを避けられる!そういう説明があります。
20年、25年と長い間続けることが重要だと思います。
長期投資は、資産の減るリスクを減らし、得られるリターンが安定するため、絶対に売らない!とホールドする握力が重要ですね。
初心を忘れない!(特に好景気、不景気時)
本で好景気や不景気の時の歴史をみて、投資家の迷いや欲のせいで、最終的にリターンを減らしてしまうような話をみます。
今、株価が上がっているため、「今売ったら利益になる!下がる前に売って、下がり切った時に再購入したい」という欲が出てしまいます。しかし、株価を完璧に読めない限り、その方法は難しいですよね。
最終的に時間が経ってチャートを見ると「この時は好景気だった!」と言われます。未来は予測できないことを念頭に入れて、最初に決めた方針を変えない方がいいと思いました。
まとめ
読み終わると、「インデックス投資を主軸にする」ということが重要だとわかります。
私の場合、キャッシュフローを強化する目的で高配当株投資も実践しています。実際にインデックス投資は定額、高配当株は投資資金のあまりとしています。そのため、高配当株投資の割合の方が高くなる傾向があります。
しかし、最優先で投資するのはインデックス投資!これは変えるつもりはありません。
気になった方はぜひ読んでみてください!
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